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小さい花のミクロの世界へ

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妖精は地球外生命体?

 
k_tombowの『妖精は地球外生命体?』
k_tombow


妖精は地球外生命体?【1】


 年寄りが、こんなことを考えるのは、
ちょっと気持ちが悪い?

 そう言わずに、一緒に考えてみませんか?

 花の中に、森の中に、そして野原にも、
妖精はいるらしい。
 だけど、宇宙人は、どうでしょう?

 地球人だって宇宙人なのですが、
この地球に、地球外生命体は、果たして来たことがあるのか?
宇宙人は、地球に来られるのか?
 妖精とは、宇宙人のことではないのか?

 こんなことを、何回かに分けて、少しずつ連載してみたいと思います。
しばらく(1週間くらい?)、ダジャレを休憩するかも知れません。

 もしもダジャレが出ちゃったら、『天然』ですから、お許しください。
ということで・・・予告でした。

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妖精は地球外生命体?【2】


 さて・・・
地球外生命体(宇宙人)は、地球に来ているのでしょうか?

『未確認飛行物体(UFO)を見た』とか、『宇宙人と接近遭遇した』
といった、まことしやかな話が、時折、聞かれます。
嘘でも良いのです。“何となく”の夢を与えてくれる、話ですから。

 ここで、“地球外”という、広い範囲で考えてみましょう。
月で生まれたかぐや姫は、当然“宇宙人”です。
しかし彼女は、全くの夢物語の女性です。

 昔から人々は、“宇宙人”との出会いを、求めていたのですね。

 地球には、これほど多くのヒトや動植物が存在するのに、
人は時として、『地球にしか生命体が、いないのではないか?』
といったある種の“孤独感”に、襲われるようです。
その孤独感から逃れるために、宇宙人の存在を信じて、その『人』たちが、
地球を訪れている、と思いたくなるのでしょう。

 かぐや姫は兎も角として、月に生物は、生存していたのでしょうか。
多分、組成や環境から考えると、無理でしょう。
太陽系の惑星の中で、生命が存在しそうな星は、アメリカの探査衛星の結果から、
火星には、その資格があったようです。
 あくまでも、過去形での仮定です。

 火星もまた、現状では、知的生命体が生存できる環境にあるとは、
とても思われません。
発見できても、
『原始生命体が生成される可能性が予想できる』
といったレベルでしょう。

 金星も、当然、知的動物が生存できる可能性は、
非常に低いものでしょう。生息確率は、ほとんど0%。

 その他の惑星は?
ゴキブリもいないのでは? と思われます。

 そもそも、宇宙人が地球に来ていたら、
その痕跡も見せずに、何も行動を起こさないことの方が、不思議です。
もしも最近になって、UFOで地球を訪れていたら、
人類の探知システムが、全く捉えられないとは、考えられません。

 いや、その可能性がゼロとは、言えないかも?
ですが、それでもやはり、宇宙人は、地球には来ていません。
太陽系の、地球周辺の惑星から来訪する可能性がなければ、
宇宙人が地球に来る確率は、それこそ天文学的な確率ほども、ないのです。

 すっかり、否定しまくりましたが、
宇宙人が生存する場合を、考えてみましょう。

 時は、宇宙誕生の、『ビッグバン』に遡ります。

 宇宙はある何かをきっかけにして、ほとんど『無』の世界から、
とてつもない高温を伴う大爆発(ビッグバン)によって、
創造されたということです。
私には解りませんが、宇宙物理学? の世界では、
どうやらそれが、確定しているようです。
(参考=東大大学院理学系研究科教授・佐藤勝彦氏による『宇宙96%の謎』=実業之日本社・刊)
 私はそれを実証する計算も何もできませんので、
素直にそれを信じることにします。

 その『ビッグバン』と『宇宙人』との関係は?

 それは、前記『宇宙96%の謎』を読んだ上での、私の仮定ですが、
「宇宙人は地球に来ている(いた)のか?」ということを、『ビッグバン』から、
探れそうだと、思いついたのです。

 ご安心ください。宇宙人は、存在するのです。
地球人は、宇宙の孤児ではないのです。
(宇宙人の存在は、誰も疑っていないでしょうが。)

では宇宙人が、地球にいるということなのか?

 それについては、この後に続く『“ビッグバン”から現在に至る経緯』の中で、
順を追って書いていきます。

 最後に、結論を見てから、怒らないでくださいね。


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妖精は地球外生命体?【3】


~ビッグバン~

 宇宙は『無』から誕生しました。
その始まりは、無限大に圧縮された物質が、
ある一点で一気に弾けて、凄まじい膨張を始めたのです。

 その弾けるときの力が、エネルギーとなって、
火の玉=ビッグバンとなった、ということです。
つまり、互いに相手を退けあう“斥力”が、加速度的に急激な膨張を引き起こして、
その膨張が終わるときに、真空エネルギーが、熱エネルギーとなり、
火の玉の元になった、というのです。
(非常に粗い表現になりましたが、素人の私が理解したのは、こんな所です。)

 このビッグバンと、宇宙人との関連は? ということですが、
かなり大切な関連がありますので・・・。
私にとっては、ビッグバン=ビックリバンですが・・・。

 ビッグバンは、『超ひも理論』(どこかで見たような?)によれば、
11次元空間の中に、3次元の膜が存在し(膜理論)、
その膜の1枚に、私たちの宇宙がある。あらゆる物質は、この膜に閉じこめられていて、
他の次元に行くことも、見ることもできない。
 唯一、影響を及ぼすことができるのは『重力』で、
隣の膜にも、影響を及ぼすことができる。
この膜が衝突することが『ビッグバン』で、この衝突は1回でなく、
無限に続く、という。(エキピロティック宇宙モデル)
(余談でした。結局、何がなんだか、私には解りません。3次元でさえも解らないのに・・・。)

 これらの考え方は、宇宙の未来にも関連するのですが、
難しいことは解らないので、とりあえず、過去のことを考えることにします。
もともと、『宇宙人が地球に来ているのか?』という、
過去のことがテーマですから。
 過去のことだって、解りません。
未来のことなんて、明日のことだって解りません。

 そこでまた、『ビッグバン』。

 これは、今から100億年ほど以前に起きたと、考えられています。
きっと、そうなのでしょう。
誕生した宇宙は、10のマイナス33乗センチという極小から、
一気にマクロサイズにまで膨れあがり、
そこで『ビッグバン』になったらしいのです。
 そのときに、宇宙の性質が急速に変化して、現在の宇宙構造の元になる
“種”が仕込まれたのだそうです。

 ビッグバン→高温の火の玉→宇宙構造の基礎→宇宙のさらなる膨張
という順序で、銀河も地球も、存在しているのです。

 ビッグバンが、100億年ほど前のことだということは、
納得することにしましょう。何しろ、見たことがないのですから。
現在考えられる高度な観測で、見えるところの限界が、
100億年前の宇宙だったということのようです。

 長々と余談が続きましたが、
『ビッグバン』が高熱だったこと、『宇宙が急速に膨張したこと』、
『宇宙の誕生は、100億年以上前だったこと』
この3点は、『宇宙人の誕生』に、重要な関連があるのです。

 そろそろ、本題に入ろうかなぁ・・・。
たっぷりと引き延ばした気がするし。

★ 宇宙の始まりは、
 『始まり』から1秒までが『素粒子の時代』で、10の10乗Kよりも、
 高温だったそうです。
  太陽の表面温度が6.5Kだとすると、その高温程度が想像・・・できません。

  その後3分ほどで、温度が下がり原子核が構成されました。
 陽子、中性子などが結合できるようになって、元素が作られます。

  でもこのときの宇宙温度は、まだ数万度もあります。
 とても、生物などは誕生できませんね。

  その後30万年ほどで、温度が数千度まで下がり、水素原子までが、
 形成されるようになりました。(『第2期』)
 それとともに、ようやく、光が直進できるようになったのです。
  光が直進できるようになったので、私たち人類が、
 宇宙の過去を覗けるようになった、ということなのでしょう。

  この『30万年後』から現在の『誕生から137億年後』までが、
 私たちが存在する時代になります。

  難しいことは兎に角(ずいぶん省略しますが)、この『第3期』になって、
 銀河やその集団である銀河団が、誕生します。

  それでも100億年以上も前のことですから、
 どこかで宇宙人が誕生して、地球に来ていても、不思議ではありませんね。

  さあ、宇宙人は、地球を訪問できたのでしょうか。

 次回は、『宇宙の膨張と地球誕生』から、
『宇宙人の訪問』に繋がる部分に、触れてみます。
 宇宙人の誕生と、地球人の誕生については、まだ先のことになります。

 最後に、結論を見てから、怒らないでくださいね。

 

 『妖精』は、花の間を、今も飛び回っているのですが・・・。

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妖精は地球外生命体?【4】


 宇宙の膨張速度と、宇宙の中における天の川銀河の位置、
地球の誕生と位置について、触れていく予定です。

 人間の元は、35億年ほど前に、原始的な細胞として、発生しました。
しかし、まだまだ、動物にはほど遠い存在です。
それが、6億年ほどの年月を経て、ようやく、互いの細胞が結合できるようになり、
多細胞生物にまで、進化したのです。
 それから爬虫類を含む、動物という形ができあがるのは、
さらに1億5000万年ほどを、必要としました。
恐竜は滅びたのは、その後7000万年ほど過ぎてからです。

 地球気候の変動が、滅亡の原因といわれています。
爬虫類だから、気候の変動に弱かった、とも言えそうですが、
それでも7000万年前後もの間、生存していたのです。
ただし、その時代に、宇宙に出られるほど、高度な知能を持った生物は、
地球には誕生していなかったと思われます。
 動物の進化には、長い年月を、必要とします。

 人類がどのような経緯で誕生したのか、
まだ解りませんが、約500万年をかけて、現在に至っているといわれます。

でも、恐竜が滅びてから、1億年以上の空白期間は、
何を物語るのでしょうか。
ヒトはまだ、500万年しか、存在していないのです。
 高度な動物の『ヒト』が誕生する準備に、それほどの時間が、
必要だったのでしょう。

 500年前に誕生したヒトが、現在のように進化するには、
どこかでとてつもない『突然変異』が必要だったと思われます。
恐竜も、絶滅したのではなく、形態を変えて残った種類があったのはずです。

 ヒトが誕生してから、現在までの年月は、宇宙にとっても、地球にとっても、
歴史の上では、瞬間的な出来事に、過ぎないはずです。

 このように、約500万年前にヒトが誕生したわけですが、
この動物が生き続けるのは、かなり厳密な条件が揃わなければ、
困難でしょう。
 地球温暖化が進んでいますが、
後10度か20度も、平均気温が上昇したら、
人類は滅亡する畏れがあります。

 ヒトが生きているのですから、この条件は、満たされていることになります。

 そこで宇宙の誕生から膨張までですが、
高温を伴いながら膨張し続けた段階では、地球外にも、
動物が生存した確率は、低いでしょう。

 他の銀河にも、無数の恒星があるのですから、
どこかでいち早く高等動物が誕生していても不思議ではなさそうです。
でも、ヒトや恐竜の生息環境を考えても解るように、
どの星でも、そこに動物が誕生するには、
激しい気象変動があっては、いけないのです。
 身体が、対応できないでしょう。
また、長期間の冬眠が必要とされたのでは、
知能の進化が遅れます。

 このように考えていくと、
ヒトの発生は、宇宙の進化に合わせて、決して遅い方ではないと予想されます。
星が『ビッグバン』のなごりの熱を受けている間は、
ヒトと同レベルの生命体は、誕生できないか、
誕生できても、進化できないでしょう。

 僅かに数万年ほど、地球のヒトよりも早く誕生した、
高等生物がいたと、仮定しましょう。
その生物が、自星から他の天体に注意を向けるのは、
いつのことになるでしょう。

 地上での進化が、一定レベルに達してから、宇宙に注意が向くものと
考えます。

 そこで能力を得た、ある星団の中の動物がいたとしましょう。
しかし宇宙に飛び出せる能力をもつには、やはりある年月が必要なはずです。

 宇宙の他の天体に興味を持ち始めた動物(宇宙人)が、
他星の知的動物と、コンタクトをとってみたくなったとします。

 しかしそのときに宇宙は、非常な高速で、膨張を続けています。
宇宙人が隣の星を目指すには、宇宙の膨張速度を上回る速度で、
移動できなければなりません。

 さあ、宇宙人は、宇宙の膨張に、どのように挑むのでしょうか?


 宇宙の膨張に、話が届きそうで、届きませんでした。

明日こそ・・・



 最後に、結論を見てから、怒らないでくださいね。


                                     tombowバナー

妖精は地球外生命体?【5】


 さて、宇宙人の誕生です。
この誕生は、私たち地球人よりも、どれほど早い時代だったのでしょうか。
どこかの星では、地球のように、恐竜時代という『無駄な時代』を過ごさずに、
一気に知的生物が誕生して、一気に宇宙を目指したのでしょうか。

 動物の進化、動物の知能の発達は、それほど一気に進展できるのでしょうか。
それが可能だったと仮定すれば、それは1億年以上も前のことになります。
そうなれば、宇宙人が、地球に来ることも、不可能ではありません。
 でもそんな時代に宇宙人が地球に来ていたら、地球は宇宙人に支配されているでしょう。
敵対できる人類は、まだ地球上に誕生していません。

 しかしその様子は、ありません。
そうなると、地球を支配できるほどの宇宙人は、
まだ地球に出会っていなかった、と思われます。

 地球人が、恐竜しかいない星を見つけたら、それを放置しますか?
次の宇宙探査に利用できますから、格好の宇宙基地として利用するために、
間違いなく、宇宙のジャンピングポイントとして、基地を建設するでしょう。
 そのように利用されたら、その後で誕生してきた『知的生命体』の、
知能の発達は、障害にしかなりません。
トラブルが発生する前に、障害を取り除きます。

 そうなれば、現在の地球人は、存在できなかったわけです。
逆に親切で、モラル意識が強い宇宙人だったとしましょう。
そうであれば、今度は、滅亡に向かう恐竜を、そのまま座視したでしょうか?

 このように状況証拠を揃えていけば、そのころにはまだ、
宇宙人が地球に来ていなかった、と言えるのではないでしょうか。
それよりも、恐竜の時代に、高知能の宇宙人が誕生していたと考えるほうが、
不自然なのですが。

 今度は、知的生命体(宇宙人)の誕生が、
ほぼ地球人と同じような経緯を辿ったものと、考えてみましょう。
 地球人がまだ、太陽系から出られないのは、ご存じの通りです。
地球人が、他の宇宙人よりも、進歩が遅いのでしょうか?
そんなことは、ないはずです。
もしも進歩が遅れているとしても、他銀河で生まれた宇宙人よりも、
数万年も遅れているとは、思えないのです。

 なぜならば、宇宙開闢から見れば、人類のような生物が誕生して発達を見せた時代は、
僅か一瞬の出来事にしか、なっていないと思われるからです。
 宇宙のあらゆる条件が整って、生物が誕生して進歩を遂げるには、
どの星でも、似たような年代になったはずだからです。

 地球は、今から46億年ほど前に、誕生したといわれます。
三葉虫などの誕生が、6億年前です。
爬虫類が3億年前で、恐竜が絶滅して霊長類が誕生したのが1400万年前。
 年代を整理すれば、このようになります。

 太陽も、地球と同じ時に、誕生しています。

 これは、宇宙において、恒星や惑星、銀河が形成される条件が整ったのが、
このころだということではないでしょうか。
宇宙には、太陽よりももっと若い恒星はあります。
と言うことは、もっと古い恒星もあるということでしょう。

 これは、宇宙人の誕生年代が、星によって差が生じているということです。
そうなると、宇宙人が地球に来るチャンスも、あることになりますね。

 なんだか・・・何を書いているのか、解らなくなってきたぞ・・・。

 宇宙人は、偶然にも、宇宙年齢では、あくびをする程度のタイミングの中で、
各星で誕生したことが解ります。

 そこで、誕生は解りましたが、
ヒトとして発達していく間にも、宇宙は驚くような速度で、
膨張を続けていたのです。
このことは、それぞれの恒星が、距離を開いていくことです。

 誕生した宇宙人が、周囲を見回して、
身近な星に宇宙人を捜して、星間旅行を始めたと、仮定してみましょう。
彼らが、『これは』と狙いを定めた星に、ロケットを打ち込むとします。
そのときに『隣の星』までの距離は、どれだけあるのでしょう。

 そしてさらに、その星に向かうには、
どのくらいの年数を、考えればいいのでしょう。

 ずいぶん、簡単な話なのに、勿体を付けて、引き延ばしてしまったようです。
次回は、隣の惑星、隣の恒星、隣の銀河に行くときの、
ロケットの速さと、所要年数などを、考えてみます。

 宇宙の膨張は、どうした?・・・
忘れていました。
明日も覚えていたら、隣の銀河までの距離や、所要時間などにも、
触れてみましょう。

 今日は結局、何を書いたんだか?
きっと、宇宙誕生と、太陽誕生についてまでを、
いい加減に書いただけか? と。



 最後に、結論を見てから、怒らないでくださいね。


                                     tombowバナー

妖精は地球外生命体?【6】


 また少しずつ、再開してみましょう。
宇宙人が、地球に来ていたかどうか? という、いい加減なことを。
その結論が、『妖精』の存在可否に結びつくわけですが。

----------------


 地球に生命が誕生した時間は、
恐竜が誕生してから滅亡するまでの時間を考えても、
宇宙誕生の時間的な比較からすると、ほんの一瞬のことでした。
 それに比べて、私たち人類が発生してから現在までの時間は、
さらに短いものです。
恐竜の時代が一瞬の出来事なら、人類の歴史は、
それよりもさらに短く、瞬きをするほどの“時”でしか、ありません。

 これは多分、ほかの星でも、同じような消長を、繰り返しているのでしょう。
そう仮定すると、他の星で誕生した宇宙人が、
よその銀河に向けて飛び出すほどに発達して、繁栄できる期間と、
私たち地球人が存在する時期とが一致しなければ、出会うことはありません。
 それと彼らが地球に来たことがないか? と言うこととは、
直接的な因果関係はなさそうですが、やはり無視はできません。

 なぜか?
地球人が発達した過程には、地球の気象条件が安定した、などの
微妙な条件も、働いているからです。
生物が生存できるような地球の状態が、どれほど続いているでしょうか。
 宇宙年齢から見れば、これも非常に短時間に過ぎないはずです。
他銀河の、他惑星に、条件が整って誕生した宇宙人が、

 1億年もの間、繁栄したとしましょう。
それでも、地球の条件と、1億年もずれてしまえば、
彼らが地球に降り立つ可能性は、薄れるわけです。
地球人が、他の銀河まで出たとして、生存不可能と思われる星に、
降り立とうと思うでしょうか。
 貴重な時間とエネルギーを、無駄にしたくはないでしょう。
さらに知的生命体の存在する可能性がある星を求めて、
簡単に通り過ぎるでしょう。

 また、時間的なタイミングが合う可能性の他にも、
『生命体が存在する星である』と、宇宙人に認識されるかどうか、
といった、偶然性も、必要になります。
 これらのことを総合すれば、宇宙の中で知的生命体同士の遭遇は、
まさに“天文的”な確率になるでしょう。

 それでも、そのタイミングが、うまく合ったとしましょう。
知的生命体が生存する星が、見つかりました。
時代も合致して、相互に存在を確認します。
 そうなれば、敵意がないことが確認できれば、会ってみたいですね。

 でも、会えません。
電波を利用して、相互の情報を交換することは、できるでしょう。
電波は、光と同じ速さで、相手の星に届きますから。
 しかし、そこまでです。

 会えません。

 生命体の存在する可能性が認められる星座は、地球がある天の川銀河から、
どのくらい離れたところに、あるでしょう。
同じ“天の川銀河”の中に、宇宙人が存在する惑星が見つかったとして、
地球の“お隣さん”は、どのくらい離れているのでしょうね。

 アメリカから打ち上げられた『宇宙探査機』ボイジャー1号は、
1977年9月5日に打ち上げられました。
すでに太陽系を飛び出して、さらに外の宇宙状態を、送信してきています。
でも、出発して27年が経っても、他惑星の宇宙人との遭遇も、
接近も記録されていません。
 宇宙のスケールから見れば、まだ地球の周りからちょっとだけ、
表に出たような状態でしょう。

 時速61,200kmという、猛烈な速度で飛行して、30年近くを経過しても、
まだこれしか離れていないわけです。

 私たちの太陽系には、星間飛行ができるほどの生物は、
認められていません。
そうなると、可能性は、太陽系外惑星や、隣の銀河などに、
求めなければなりません。

 天の川銀河にも、1,000億個の星があるといわれますが、
その中で宇宙人がいそうな星を探して、
探査衛星で訪ねるとしても、100万年以上はかかるでしょう。

 隣の銀河である『アンドロメダ』でさえも、光速で230万年の距離にあります。
普通のロケットで、何百万年かかるか、予想もできません。
そしてさらには、行ってみたところで、宇宙人に出会えるという保証はないのです。

 今見ているアンドロメダの光は、230万年前の姿だということです。
そんなところから、小型宇宙船に乗って、地球に来る生物がいるとは、
天文学的確率から希望を持ってみても、あり得ません。

 宇宙がどのような状況であっても、
走っている電車内を歩いているようなものですから、
いずれは他の天体に、到着できそうなものです。
 ところがこの宇宙が、一旦収まり掛けていた膨張を、
今また、始めたようなのです。
(宇宙96%の謎=東京大学大学院理学系研究科教授・佐藤勝彦氏著=実業之日本社刊より)

 宇宙の膨張は、亀が這うような探査衛星の速度と違って、
爆発的な膨張を示すようです。
そうなると、目的の車両を目指して、電車内を歩いていたところが、
突然に、途中に車両が連結されて、距離が遠くなったような状態です。

 地球人だけでなく、宇宙旅行中の生命体がいれば、
大変に迷惑なことです。
近づいたはずの相手の星が、突然にまた、遠ざかってしまうのですから。
それも、半端な距離じゃ、ありません。

 惑星の上にいても、絶滅するかも知れないのです。
宇宙船で数百年も飛行していたら、どこかで宇宙人に見つけてもらえたときには、
“幽霊船”の中で“ミイラ”の集団になっています。
数百年で、宇宙の過酷な条件に適応できる人間の進歩など、
望めるはずがありません。


 さあ、いよいよ宇宙人と地球の距離が、遠ざかりました。
それでも宇宙人は、地球に来られたのでしょうか。

 思いつくままに書いていると、
なんだかまとまりが、見えなくなってしまいました。

 次回は11次元の世界をジャンプできれば、
宇宙人が地球に来られるかも?
という仮定で、考えてみます。
『ブレーンワールドモデル(膜宇宙モデル)』というそうですが、
その膜間をジャンプできれば、
私たちが住む宇宙とはまた違った宇宙から、とんでもない生物が、
こちら側の世界に、飛び出してくるかも、知れないのです。

 この『超ひも理論』の中から、別の膜宇宙に飛び出すことはできないと、
計算されているそうです。
相互に往来できる、影響を与えられるのは、重力だけだというのです。

 それを承知の上で、なおかつ宇宙人がジャンプしてくることを、
考えてみようと思います。

 なお、『宇宙は平面でできている』ことも、計算されているそうです。

こんなことにも、触れてみましょう。
 宇宙が平面でできていることも、数学的に、証明されているそうですが、
これもまた、離れた2点間をジャンプする仮定に対しては、
困難を伴う(否定的な)条件になることでしょう。

 訳が解らなくなってきましたので、
あと2回くらいで、収束に向かわせましょう。

 長くなると、内容の訳が、解らなくなってきますから。
ちょっと強引な展開になると思います。
今でも充分に、強引な展開ですが・・・。

 最後に、結論を見てから、怒らないでくださいね。


                                     tombowバナー

妖精は地球外生命体?【7】


 私たち『知的生命体=ヒト』の誕生は、
高熱宇宙が冷える段階の、ちょっとしたタイミングによって、
4種類の塩基でできたDNAと、20種類のアミノ酸が組み合わさって、
幸運にも、物事を考えて、過去の経験を積み重ねることができる生命体として、
発生したものです。

 これだけでも、奇跡的な“偶然”の積み重なりがあります。
この“偶然”の積み重ねが、1,000億個もあるという天の川銀河の中で、
ほかに発生していないとは、言えません。
 他にも、宇宙人誕生の可能性は、あるわけです。

 それならば、宇宙人が地球にも・・・という堂々巡りに陥りますが、
発生の歴史が、現在と合致しなければ、
来訪していようがいまいが、無意味なことでしょう。
 私たちが存在しない地球に、宇宙人が来ても来なくても、
意思の疎通には、至らないわけですから。
そして地球には、『宇宙人の痕跡』と確認できる遺物も、残っていないようです。

 逆に、地球人が宇宙に出て行って、全宇宙に存在を広げることができるでしょうか?
その解答は、ここで参考にしている
『宇宙96%の謎=東京大学大学院理学系研究科教授・佐藤勝彦氏著=実業之日本社刊』
に、記されています。
 宇宙が膨張速度を落としながらも、永遠に膨張を続けている。
 と仮定されるときに、限られるというのです。(全宇宙に存在を広げることができる)
 宇宙が再収縮に向かう。
 これが本当だとすれば、宇宙の果てが近づくのですから、
 地球人が全宇宙に広がりやすくなり、他天体の生命体とも、出会いやすくなる、
 と思われそうです。
  でも、収縮する宇宙は、再び超高温に戻りますから、
 生命体は素粒子などに分解されて、消滅します。
 宇宙の、空間に占める未知の物質量が少ない場合には、永遠に膨張を続けます。
  宇宙に終焉はなくなりますので、地球人も、宇宙に広まることができそうです。
 でも、無理なのです。
 このときには、宇宙の膨張速度が速すぎて、地球人は他の天体に行くことができません。
 まさに、『地球』に閉じこめられたような状態になります。
  そうなれば、他の天体から地球を目指す生命体も、
 地球に辿り着く可能性は、ありません。

 宇宙は今、再膨張の時代に入っているということが、確認されているそうです。
であれば、私たちが生存する間に、他の宇宙人を含めて、
他天体の知的生命体との出会いは、望めそうもありません。
 唯一の希望があるとすれば、宇宙の膨張には、周期的なサイクルがあるようですから、
膨張が緩んだ時期に生存できている『宇宙人』同士が、
うまく他銀河の生命体と、遭遇できたときでしょう。
 それは、私たち“ヒト”の時代では、なさそうです。

 面白い仮定かも知れませんが、
私たちが見ている宇宙の光(星)は、『過去の姿』だということです。
ハッブル宇宙望遠鏡は、宇宙が誕生して2~3億年しか経っていない、
『幼児期』の宇宙の光を、捉えているそうです。

 とすれば、その時点から現在に至る時間の経過を、
宇宙の中に確認できるわけです。
他銀河の特定の星から、地球を目指して飛び立った宇宙船があれば、
その姿を、または飛行中の過去の宇宙船の姿を、
捉えることができるかも知れません。
 その宇宙船が、母星か、僚船などと連絡を取り合いながら飛行していれば、
地球に到着する数万年前の姿が、捕捉できてしまうことになります。
 なりませんか?
今、宇宙人が地球にいるとしても、
その到着以前の様子が、観測されることに・・・なるのかなぁ?


 宇宙人が飛行している姿を、望遠鏡などで確認したという確証は、
どこにも報告されていません。
小さすぎて確認できないということも、あるかも知れません。
しかし、電波観測などで、確認される可能性は、
宇宙人が地球を訪れる可能性よりも、大きいはずです。

 それでも、宇宙人は、地球で確認されています。
宇宙人そのものかどうかは、解りませんが、それらしき写真が発表されたり、
未確認飛行物体(UFO)の目視は、多く報告されています。

 妖精だって、見える人には、見えているのです。

 その原因は、何でしょうか?
その実体は?

『宇宙人は、地球に来ていない』ということで、この連載日記では、
ほぼ結論づけました。
 次回は、よく見られるUFOと妖精の実体に迫り、
『最終章』にしたいと思います。

 私たちがいる『天の川銀河』は、宇宙の中での標準的な“渦巻き銀河”で、
その形状は、中央部分がふくらんだレンズ状の平面です。
地球も月も、太陽も、天体の星たちは球形なのに、
宇宙構造は、平面なのですね。
 これをスケールアップしてみれば、
宇宙本体が、巨大な平面だということになるのでしょう。
宗教的な『想像』ではなく、観測結果と計算によって
『平面宇宙』が、認識されているそうです。

『膜宇宙モデル理論』が、信じられそうな事態です。

 最後に、結論を見てから、怒らないでくださいね。


                                     tombowバナー

妖精は地球外生命体?【8=完結編】


『宇宙は平面で、膨張を続けている』というのが、
現在の認識になっているようです。
 そうなると、太陽は丸い、地球も丸い。
だから宇宙も丸いはず、という何となく感じていた宇宙観が、
崩れてしまいます。

 宇宙の果てを目指す“知的生命体”が、光よりも速く目的地に行く方法として、
『ワープ航法』が、SFの世界などでは、考え出されました。
ところがこの方法は、『宇宙が丸い』からこそ、
その湾曲やひずみを利用して、距離を圧縮してジャンプするという理論が、
とりあえずは、成立したものでした。

 でも宇宙が平面的であるとすれば、この方法は、使えません。
ひたすら平面の表面を、這うように進まなければ、目的地に到達できません。
宇宙人が、人類が見たこともないような宇宙の果てから、
一気にジャンプして現れることは、あり得ないことになりました。

 しかも、宇宙は今また、爆発的な膨張を始めたというのです。

 この『宇宙の膨張』は、『斥力』によるもので、
『真空のエネルギー』が、重要な役割を、果たしているそうです。
真空地帯にも、知られざるエネルギーが、満ちているのですね。
『知られざる』ではありますが、その未知のエネルギーを持つ未確認物質が、
この宇宙には、96%も、満ちている
のだそうです。

 私たちの星も、私たちの生命体も、宇宙の組成から見れば、
わずか4%にしか、過ぎないわけです。
 その4%の中で、人類も宇宙人も、奇跡的な偶然によって、
誕生したのです。

 宇宙人が、私たち地球人のような知的生命体と出会うことは、
ほとんどないと思われます。

 それでも、地球上では、宇宙人を見たという人が、たくさんいます。
これは、何を物語るのでしょうか。
 昔から『妖精』を見た、という人は、世界各地にいます。
日本で言われる不思議な生き物も、この『妖精』と似たようなものかも知れません。


 宇宙人や妖精は、本当にいるのかどうか、
私には解りません。
妖精のような花の情景を見たことはありますが、
見たことはないのですから。
 UFOは?
これも見たことがないのですが、見た人の話によれば、
急に現れたり消えたり、予想できない動きをしたり、
レーダーにも捕捉されない、ということです。

 ここが、UFO=宇宙船(宇宙人)が、地球にいるのか?
という、大きなポイントです。

 突然ですが、


 ついこの前まで、オーロラは不思議なだけの現象でした。
太陽から放射される磁気が、地球に降り注ぎ、それが大気にぶつかることで
発光現象になって見えるということなど、つい最近まで、
解らなかったはずです。

 このオーロラのように、
宇宙に満ちている『未確認物質』に、隣の膜宇宙の現象が、
そのまま投影されている、と考えれば、
不思議な現象も、理解できそうな気がします。

 宇宙を占める96%の未知の物質に、影絵のように、
隣の宇宙の出来事が、映し出される。
あるいは、蜃気楼のように、あるいは逃げ水のように、幻のように。

 前に記した(2月4日【6】後半)ように、
膜宇宙の間から、私たちが飛び出して、隣の膜に入ることはできません。
兎に角、そうなのだそうです。
 でも、膜の間には、相互に働く重力が、影響を与えあいます。
重力だけは、どのような障壁をも通り抜けて、
別の膜宇宙に、入ることができるのです。


 そのために、別の『膜宇宙』での出来事は、
“重力”という物質によって、隣の膜宇宙に、運ばれることがあります。

 つまり、私たちが見ている、UFOや妖精などの不思議な動きは、
隣の宇宙での出来事なのです。

 私たちが住む宇宙では、『同一宇宙人』との出会いが困難かも知れません。
でも、絶対に往来できないはずの、見ることもできない宇宙人の生活を、
私たちは、気まぐれに見せられることが、あるわけです。

 私たちも、個人個人が重力を持っています。
私たちの姿が、行動が、隣の宇宙で見られているかも知れません。

 隣の宇宙に映る私たちの姿は、
彼らにとっての“妖精”でしょうか。
“粗暴な侵略者”、“戦闘好きな宇宙人”として、
恐怖感を持って、見られているのでは、ないでしょうか。

 こんな暴力的な生命体の姿が、未知の世界に映し出されているとしたら、
非常に恥ずかしいことです。

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 隣の宇宙から見られなくても、私たちは『奇跡的』な出来事の積み重ねによって、
奇跡的に誕生した、知的生命体です。
 今も世界各地では、テロや戦争が続いています。
主義・主張、信仰の違いはありますが、
それらを元にして、あるいは種族の利益誘導のために、
殺戮しあう生物が、高等な知的生命体とは、思えません。

 繰り返しますが、奇跡的な巡り合わせによって誕生した、貴重な生命体。
それが地球人です。
自分たちだけでなく、他の人たちの生をも、慈しみあいたいものです。

 暖かくなり始めました。
クロッカスも、黄色い蕾を、覗かせ始めています。
チューリップの芽も、ふくらみ始めています。
 春には、妖精を見つけられるかどうか、
落ち着いて、花を見つめてみたいと思います。

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 今回の『妖精は地球外生命体?』を書き続けるにあたっては、
東京大学大学院理学系研究科教授・佐藤勝彦氏著=宇宙96%の謎=実業之日本社刊
を、
参考・引用させて戴きました。
 この日記は、『引用・参考』とは、どのように利用すべきか?
そのような例として、示す意味も、ありました。
私の勝手な想像が、文章のほとんどを占めますが、
その中に、佐藤先生の著書に顕された、数字的なデータや、
理論の一端を、ちりばめてみたものです。

 素人の私が引用したものですから、
誤解があるかも知れません。
それとも、『引用箇所』が少なすぎて、
誤解とも言えない状態になっているかも知れません。
 ただ、『本の丸写し』は、『引用』とは言えません。

 自分の表現などを裏付けるために、一部のデータを使わせて戴く程度が、
著作権侵害に当たらない、『引用』の範囲に、収まるということです。

 ということで、見事に『強引な結末』を迎えたようです。


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